It's a beautiful day

取るに足らない、ささやかな出来事について

日常

殺し屋という職業

最近、殺し屋が主人公の小説を読みまくっている。展開としてはどれも似通っていて、殺し屋なのに逆に自分の命を狙われてしまうのだが超絶的な強さで撃退するという流れだ。 あんまり殺し屋の本ばかり読んでいるので、70歳を過ぎたら殺し屋をしてもいいかな…

新宿の地下街を歩いてて思い出したんだけど

大昔、イタリアに友人と旅行に行った時の話。ローマのホテルに到着して部屋に案内され、落ち着く間もなく友人が今夜のレストランを予約すると行って電話をかけはじめた。なら自分は荷物の整理でもしているかと旅行カバンを広げてジャケットを取り出したりし…

週末、透明人間になってモーニングを食べる

気になって仕方ないんだけど見てないふりをすることってよくある。隣の席に座っている女装男子の話だ。

大事なものは目に見えないということについて

大事なものがずっと長いあいだ目の前にあるのに、それに気づかないでやり過ごしてしまうことって結構ある。そして後から知って失敗したと悔やんだり、なんで気づかなかったんだと残念に思ったりする。床暖房の話だ。

深夜のカップル

あと少しで終電だぞという時間帯、新宿駅から数分の距離にある地下のドトールで、コーヒーを飲みながら本を読んでいた。なぜそんな時間にそんな場所で本を読んでいたのかというと、暇を持て余していたからだ。家に帰ってもひとりなので、誰かほかの人たちが…

女王

油で黒く汚れた換気扇がゴオゴオと音を立て、狭い店内に充満したタバコと焼き鳥の煙を吸い込みダクトから外に吐き出している。そのダクトは開けっぱなしの引き戸のすぐ横にあり、吐き出されたばかりの煙は戸外の澄んだ空気を楽しむ間も無く店の入り口からま…

寿司の出前をとる

友人が何名か朝から家に来て、楽しい時間を過ごし、さて遅めの昼ご飯でも食べるかとなり、近所の寿司屋に出前を頼むことにした。 この寿司屋に頼むのは初めてのことだったので、美味しいのかどうか不安を感じていたのだけど、そんなのとは違うところに落とし…

大事なときに寝てしまう

いやもう、そのまんまなんだけど、ここぞっていうときに寝てしまう傾向がある。傾向がある、というか、確実に寝る。 可愛がっていた猫が重い病気になり医者にも見放され、いよいよもう先がないぞとなって、最後は自宅で家族みんなで看取ろう、ということにな…

ゾンビ自転車

蒸し暑い夏の午後だった。線路沿いの道を汗をかきかき駅に向かって歩いている途中、自転車が向こうから走ってきた。走ってきた、と言ってもたいしたスピードではない。もしろユラユラとこっちに向かってくるくらいの感じだ。自転車に乗っていたのは、ぱっと…

夜中に目がさめる

夜中にどこかで爆発音がして目が覚めたカーテンの隙間から月明かりが差し込んでいる。耳元で中央線の快速電車が通過したみたいな大きな音だったのに、嘘のように寝室は静まり返っている。空気がひんやりとしていている。

引越しの挨拶について

しなきゃいけないとわかっていても、なんとなく気が重い。手ぶらで行くわけにもいかないが手土産を用意するのも面倒だし、相手の都合を考えたりするのも億劫だ。しないですませられるのならそれがいい。引っ越しの挨拶の話だ。

植物の名前がわからない

ニラと有毒のスイセンが似ていて、時折間違えて中毒になる人がいるらしい。知らないけどニュースではそう言っていた

犬の名前

犬を散歩させていると、同じように犬を連れている人たちと顔見知りになる。犬の名前はすぐ覚えるのに、飼い主が何者なのかは何年経ってもわからなかったりする。

人差し指曲がった

中学生のころ、体育の前の休み時間に友人と追いかけっこをしていて、人差し指が曲がった。 知らない人がいるといけないので説明しておくと、人差し指が曲がるのは当たり前なんだけど、第一関節と第二関節の間は普通は曲がってはいけないところだ。逃げる友人…

ものの呼び方

時代とともに呼び名が変わるものがある。背広がスーツにジーパンがジーンズに汽車が電車に国鉄がE電になると思わせておいてJRに。

ボーダーライン

駅前のパン屋に併設されてるカフェで簡単に昼をすませようと入ってみるたところ、12時前なのにもう行列ができていた。並んでいるのは、ほとんどひとり客で、その多くが若い女性だった。この店では、席が空くたびに店員が並んでる客をひとりずつ順番に席に…

人間の体は……

先ほど入った喫茶店で、他の客の会話が耳に入った。 人間の体のうち80パーセントは水だから。怒ってたとしても、全体の20パーセントで怒ってるだけだからたいしたことないんだよ。何か間違いをしでかしたとしても、ほとんど水なんだから間違えても仕方ないよ…

話好きという人種

全く知らない相手にも平気でグイグイ話しかけてくる人たちがいる。もちろん、それは悪いことではない。とはいえ、話好きも度が過ぎると迷惑になる。